世界的なブランド「シャネル」「フェンディ」や、シグネチャーブランドのヘッドデザイナーあるいはクリエイティブ・ディレクターを務め、様々なファッション・アートのプロジェクトで業績を残したファッション界の重鎮。ポニーテールの白い髪・暗い色のサングラス・高い襟のシャツという容姿がトレードマーク
著名デザイナーの故カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)氏が溺愛していた飼い猫のシュペット
(Choupette)は、すでにファッション界で最も有名な猫だったが、ラガーフェルド氏の死去により、
世界一金持ちの猫になるかもしれない。
シュペットは、白くふわふわとした毛並みの8歳の雌猫。ラガーフェルド氏によって2011年に友人
のモデル、バティスト・ジャビコーニ(Baptiste Giabiconi)さんから「誘拐」されて以降、専属ボディ
ーガード1人とメイド2人が付き、銀の皿で餌を食べるなどの豪勢なライフスタイルを満喫してきたが
、同氏の死去を受け、推定1億7600万ユーロ(約220億円)とされる遺産の一部を相続する可能
性がある。
一方でラガーフェルド氏はシュペットについて、もし先に死んだならその遺灰を自分と母親の遺灰
と共にまいてほしいと希望するほど愛情を注いでいた。ただフランス法の下では、遺産を猫に
相続させることは認められていない。過去に記者からこの件に関する質問を受けた同氏は、
「大丈夫、私はフランス人ではないから」と語り、遺産を信託する可能性も示唆していた。
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